世の中では不倫の噂をよく耳にしますが、不倫はどのようにしてスタートするものなのでしょうか。好きな人が既婚者であるなら、アプローチの方法はシングル男性へのそれとは異なるのかが知りたいところ。
不倫恋愛のきっかけや、既婚者へのアプローチの方法、不倫のリスクについて解説します。
不倫の出会いときっかけ
不倫をしているという話しを聞いて気になることのひとつは、二人がどうやって恋をスタートさせたのかということ。素敵な既婚男性に出会っても、きっかけがわからず心の中に留めているだけで、実際の恋に進むことができない人も多いもの。
不倫恋愛の出会いと、恋に移行したきっかけがどんなものであるのかをみていきます。
職場の同僚
不倫恋愛の出会いで最も多い場所のひとつは職場です。同僚、上司、取引先など、社会人が新しく人に出会うとすれば、ほとんどが仕事関係です。
仕事に真剣に取り組む姿というのは男女ともに魅力があるもの。職場では、それを直に見られるのですから、好意を持ちやすくて当然です。
仕事の関係で出会った場合、接点を持ちやすく徐々に距離を縮めていくことが難しくありません。ネックとなるのは、気持ちに行き違いがあることが発覚したあとの気まずさ、くらいでしょうか。それも、ある程度の大人同士であれば、時間が経てば流すことができるもの。
仕事の関係で出会い、仲良くなる。出張帰りや残業の帰りにお茶やお酒に誘い合い、そこから恋に発展していくことがあります。
合コンで
合コンというと、学生や若いシングルの飲み会を連想します。誰かの仲介を経て、大人の男女が集まってお食事やお酒を楽しむのが合コンです。学生のように恋人探しという目的だけでなく、その場を楽しみたいという目的で開催される会などがあります。近頃は、参加者を既婚の男女にしぼった既婚者合コンなども開かれています。
お酒や食事の場では、打ち解けやすくすぐに仲良くなれることも。気が合えばそのまま男女の関係になる二人もあったりします。
仕事や家庭から切り離された空間での出会いは恋に発展しやすいと言えそうです。
異業種交流会
仕事の一環ではありますが、自身の勉強や見識、交友関係を広げるための異業種交流会に参加している人がいます。会のタイプはさまざまあり、飲み会のようなライトなものから、きっちり議題を設けたものまで。ここには、シングルも既婚者も関係なく参加しています。
顔つなぎの目的で参加している人が多いため、名刺交換、連絡先交換を行うのが通常です。異業種交流会で出会った人とは、仕事にかこつけて連絡をとったり、会うことが難しくありません。気に入った異性と二人で会えるよう算段し、相手にも脈がありそうなら、関係を進めることがあります。
知人・友人の配偶者と
知人や友人の配偶者と不倫恋愛をしている人がいます。友達などの配偶者として知り合い、そののちに、別の場で再会し恋愛に発展したケース。まれではありますが、好意を寄せていた人がたまたま友達の恋人や配偶者だったというケースなど。家族ぐるみでの付き合いから、SNS等を経て親しくなるということもあるようです。
SNS
インターネットを介したコミュニティから不倫恋愛が発生していることがあります。SNSなどは、直接の知り合いでなくても繋がることができ、コミュニケーションを重ねて関係を構築することが可能です。
インターネットから、リアルな関係に移行しそのまま不倫恋愛に進んでいく二人も珍しくありません。SNSを介した関係は、共通の知り合いがいない二人だけの独立した関係ですので、バレにくいのが特徴です。
ただし、相手の身元についても不確かですので、シングルだと思い込んで交際していた相手が実は既婚者だったという、「思いがけず不倫」パターンもあるようです。
過去の恋の再燃
現在、不倫関係にある二人の出会いで案外と多いのが「過去の恋の再燃」です。シングル時代に交際していた、またはどちらかが想いを寄せていた男女が、時間を経て恋をリスタートさせるというもの。
離れている間に、どちらかまたは両方が別の人と結婚していることも多く、結果として不倫恋愛となります。
きっかけは、同窓会や偶然の出会い。SNSでの再会など。「懐かしいね~」から二人で会うようになります。過去に恋心があった関係は、火が付きやすく結びつきも強くなりやすい傾向。そこから長い不倫に発展することもあるようです。
趣味の場で
趣味の集まりやサークル、お店で不倫の恋の相手と出会うことがあります。音楽や絵画、スポーツ、飲酒など、同じ好みを持つ人が集う場での出会いは、仲良くなりやすくて当然です。
既婚者側は、そこで恋に発展したなら、配偶者には趣味の集まりに出かけることにしてデートに出かけることが可能になります。他にメンバーもいるので、ごまかすのもラクラクです。
既婚者の彼を振り向かせたい!アプローチの方法
あるのかないのかさえわからない男性からのアプローチをただ待っていても、時間の無駄です。素敵な男性には女性の方から積極的に近づきましょう。
好きな男性が既婚者の場合、シングル男性へのアプローチとは方法を変えるべきかどうかが悩みどころ。既婚者の男性の気持ちをこちらに向けるためのアプローチ方法を解説します。
話しを聞く
女性はどちらかといえば話しを聞いてもらいたい傾向です。好ましい女性の話しを男性は、「うん、うん」と静かに聞いてくれるもの。しかし、それは若いまたはシングルの男性の場合。
ある程度の年齢、既婚者となった男性は、自分の話しを聞いてくれる女性に魅力を感じます。既婚者男性の中にも、聞き上手な人はいますが、優しい性格または女性の行動を良く知るタイプの人だけです。
大人の男性は自分の気持ちをさらけ出す場があまりありません。本来は家庭で妻に対して話しをしますが、それが出来ていない夫婦も多いのです。
既婚男性の気持ちを惹きたいのであれば、話しを聞きましょう。中にはどうでもよい自慢が混ざりますが、大げさに褒めるとなおベター。内容に本気で共感できなくても、好きな人の話しが聞けて幸せ、というスタンスで聞いていると男性はリラックスすることができ、自然と女性に心を開くことができます。
味方でいる
男性と女性は持って生まれた思考回路が異なります。女性が会話をしかけるときは、適度な意見を入れながら聞いてくれる人と盛り上がりたいと考えます。
男性は女性に意見は求めていません。ただ受け入れてくれることを望んでいます。男性の話題に対して、反論するつもりは無くても、「こうすれば良いんじゃない」とつい口にしてしまうことがあります。女性に悪気はないのですが、男性はその対応を好ましく感じないのです。
あなたの好きな既婚男性が何か話しをしてきたら、「へ~」「そうですか」「すごいですね」と、ただ肯定しているだけで、彼はあなたを味方とし、親しみを感じていきます。
既婚男性の絶対的な味方になることで、自然にアプローチができてしまいます。
常に近くにいる
「去る者は日々に疎し」という言葉がありますが、視界に入らないものについて、人はだんだん記憶から抜け落ちていきます。反対に、常に目に入っている人のことはその存在を「当たり前」と認識するようになり、心の中でどんどん大きくなっていくもの。
好きな既婚男性がいるのであれば、できるだけ近くの位置をキープするのがおすすめです。職場などであれば、わざわざ傍に出向いて挨拶をする。趣味の会や会合で会うのなら、自分から近づいて簡単な会話をするなど。
売れる営業マンと同様に、自分から動いて近づいておくことで相手は興味を持ちやすくなります。また、声をかけやすいので何かのときに誘われる可能性が高くなることも。
常に近くにいることで、自然に相手の心にも近づくことができます。
相談をもかける
相手の得意分野について相談を持ちかけるという古式ゆかし手段が有効です。パソコンのセッティングや、電化製品の買い物。旅行や出張の多い男性なら、おすすめの場所を教えてもらうのもよいでしょう。
好きなことであれば、気軽に相談に応じてくれますし、そのときの態度や言動で彼の脈あり具合を検証することもできます。
LINEなどを交換しておけば、その情報についてという名目でやり取りをすることもOK。男性の方にも気があれば、関係をそのまま深めていくのも難しくありません。
既婚者の彼の脈ありサイン
恋をしていると、相手の気持ちがわからずやきもきすることがあります。しかし、本人にはわからなくても第三者にはバレバレだったりするもの。ここは、冷静に第三者の目を持って彼の気持ちをしっかり見抜きましょう。
既婚男性の脈ありサインについてご紹介します。
話しをよく覚えている
ちょっとした話しをきちんと覚えていられるのは気になる相手のことだから。どうでもよい相手の話しは覚えていませんし、そもそも聞いていません。特に、好みや経歴に関することをきちんと覚えてくれているのなら、自信を持ちましょう。
「○○に行ったって言ってたよね」など、何気ないことを既婚男性が覚えているのであれば、返事に笑顔をプラスすることを忘れずに。まだ、好きとまではいかなくても、気にかけているのはほぼ間違いありません。
中には、基本的に誰であれ人のことは覚えていない、という男性もいますので、もし覚えられていなかったとしても深く気にすることはないでしょう。
LINEの返事
LINEの返信の早さに脈あり度合が現れるという人がいますが、忙しい社会人にこの法則はあてはまりません。スマートフォンを常に見ている方が問題アリです。
遅くなったとしても、必ず返事が来るのであれば、まず嫌われていることはありません。返信だけでなく、たまには自ら連絡してきてくれるなら、さらに一歩前進です。
写真付きのメッセージなどを送ってくるようであれば、親しみを感じているのかもしれません。
メッセージの内容などは個人の個性によるので、脈ありかどうかを測るのに適しませんが、返事がある。連絡してくるということは、仲良くなれる可能性があるということです。
二人きりのときの態度
何かのタイミングで二人きりになったとき、彼はどんな態度をとるでしょうか。不機嫌になったり、困ったりする。嬉しそうにはしゃいだり、ここぞとばかりに話題を広げるなど。全く正反対の態度ではありますが、このような態度を取るのであれば、それは彼があなたを気にしている証拠。女性として、多かれ少なかれ気になっているようです。
いつもと変わらない態度であれば、彼はまだあなたのことを特別とは思っていないかもしれません。だからといってチャンスがないわけではありませんので、現状を冷静に知り、徐々に距離を詰めましょう。
仕事での対応
既婚者の彼が職場の同僚であったり、何かしらグループの仲間であるなら、仕事や役割分担をするときに彼の気持ちが現れます。
あなたが以前から希望していた仕事や役割を振り分けてくれる。重荷となる内容であればサポートしてくれるなど。様子をみて、対応をしてくれるのであれば、彼はあなたを気にかけています。
サポートは、その人のことをよく見て知っていないと的確には行えません。あなたにとって、痒い所に手が届くような行動を彼が取るのであれば、それは常に観察し理解しているからに他ならないのです。
男性の行動に対して、心から感謝を伝えることで、関係をさらに深めることができます。
実録!不倫のはじまりと続けるわけ
男女関係は、百組あれば百通りのストーリーがあります。すぐ隣の不倫カップルにも、その二人にしかない物語が流れています。
現実に不倫関係を続けるカップルに、関係が始まったきっかけや、不倫をし続ける理由を伺いました。
同僚との不倫愛を継続中
同僚と8年に及ぶダブル不倫を継続している女性がいます。Iさんは、30代のときにあるバツイチ男性と熱烈恋愛の末に結婚します。夫は前妻との間に子どもがいたことから、Iさんとの間に子どもは望みませんでした。そして数年後、夫が病に倒れほぼ永久的に介護が必要な状態になりました。介護のストレスと仕事の重圧で精神的に参っていたIさんを助けてくれたのが同僚の男性です。彼も既婚者でしたが、相談を重ねて頼るうちに、やがて不倫関係になりました。
Iさんの夫は、病気と向き合おうとはせず妻に八つ当たりすることもしばしば。恋愛時代から今まで、見えないふりをしてきた夫の性格の欠点は日に日にあらわになります。
Iさんは本音では夫と離婚したいと望んでいます。ただ、病身の彼との離婚はハードルが高く、現在は同僚の彼の存在を支えにどうにか持ちこたえているのです。
世間からみれば、不倫恋愛な二人ですが、Iさんにとって彼はかけがえのない存在であり、どうしても手放すことができない恋になっています。
ずっとあなたが好きだった不倫
Eさんと不倫相手の男性は高校の同級生。当時、お互いに淡い恋心がありなんとなくカップルのような雰囲気はあったものの、別々の進路を歩み疎遠になっていました。
SNSの地域の交流サイトで男性がEさんを見つけて声をかけてくれたのが始まり。男性は既に結婚していましたがEさんは独身で、懐かしく二人で会うようになりました。
友達としてプラトニックな関係が1年ほど続いたころ、彼の誘いでホテルに行くように。そこにあるのは激しい欲情ではなく、安らかで落ち着いた「好き」という気持ち。恋愛と言うよりも愛着という言葉がしっくりくる関係です。
大人になれば、相手の条件や自分の欲求で恋をすることがありますが、Eさんと男性は高校生の気持ちそのまま、純粋に好きという気持ちがベースになって関係が継続しています。
割り切った関係…
20代のYさんは職場の同僚と不倫関係にあります。職場はアパレルメーカーでオシャレな社員が多く、彼も見た目の良い男性。Yさんより5歳年上ですが、年齢を感じさせず男の子二人の父親であるようには見えません。同業界から転職してきたYさんは、彼に一目ぼれし猛烈アタックの末に交際に発展しました。
実は、交際が始まった当初、Yさんは彼が既婚であることを知りませんでした。自由な社風で同僚との接点が少なく、身元を知るチャンスがなかったのです。
彼は家庭を感じさせることなく、普通のカップルのように休日にドライブデートをしたり、記念日には二人で1泊旅行に出ることも。不倫であることを忘れてしまう関係ですが、やはり、彼は既婚者です。
Yさんは現在、彼の他に独身の恋人がいます。不倫恋愛は結婚までの経験にするつもりのYさん。不倫相手のことを本気で愛してはいますが、略奪婚ができるほどの勇気とパワーがYさんにはありません。
割り切った関係という言うのはあまりに寂しいのですが、割り切るしかない、というのがYさんの結論です。
こんな既婚者は不倫相手としてNG!
結婚に向かないシングル男性がいるように、不倫に向かない既婚男性がいます。不倫向きではない男性と恋をすると被害が増大。非常に不愉快な思いをすることがあるので要注意です。
まず、経済的にあなたを頼る男性は絶対NGです。日々のデート代はもちろんですが、お金の貸し借りを申し出るような男性は不倫男性の風上にもおけません。あなたの部屋を定宿にして、無銭飲食が平気な男性も同様ですので早めに関係を切り上げましょう。
不倫はそもそも、配偶者があっての恋ですが、そこにも誠実さは必要です。何人もの女性と同時に不倫関係を持つ男性は信用できません。他の女性の影を感じたら、そこははっきり指摘しましょう。
配偶者の悪口を言う男性や、以前の不倫相手のことを平気で話す男性は、やがてあなたも同じ目にあうと思って間違いありません。
また、束縛が強くあなたの交友関係に口を出す男性も要注意。本当に束縛したいなら、離婚しあなたと結婚すべきです。
不倫という非日常の恋の熱は、通常ならはっきり見えることにカバーをかけてしまう魔力があります。恋心に流されず、自分の不利益につながる相手との不倫は、避けるのが賢明です。
不倫のリスク
不倫恋愛と、シングル同士の恋愛の大きな違いのひとつはリスクです。シングル同士のカップルにもリスクはありますが、不倫恋愛に比べると色合いが違うもの。
不倫恋愛のリスクは、社会的制裁や人生全般に影響するという特徴があります。既婚男性との恋のリスクについて解説します。
職場での制裁
職場の同僚や仕事関係の相手と不倫関係にあり、それが周囲にバレた場合は社会的な制裁を受けることがあります。会社の体質や、職種によっては更迭人事や退職勧告に及ぶ可能性も。
関係が周囲にバレないように気を付けているから大丈夫、と考える人がいますがそうはいきません。不倫は噂だけでも、十分に仕事の妨げになります。仕事上の信頼関係が損なわれたり、リーダーとしての資質に疑問をもたれることがあります。
不倫相手と職場が違っていても、逆上した相手の配偶者から職場に密告されることが想定できます。信用が条件の職種や、不倫恋愛に厳しい職場であれば、例え相手が社外の男性であっても、それなりの措置が取られることがあります。
不倫関係が最も育まれやすいのは職場ですが、危険と隣り合わせであることをしっかり理解しておきましょう。
気が付けば自分だけ損してる
女性であるあなたがシングルで、男性側が既婚者という場合、女性側がなんとなく理不尽さを感じることがあります。
女性は、時間、体そして心を男性に預け恋をしています。男性もそれは同様で、場合によっては経済力も男性が全て提供していることもあるでしょう。
しかし、女性が一途に彼を愛していたなら、やはりそこに自分だけの「損」を感じます。彼と不倫関係にあることで、女性は結婚から遠のき、同時に母親になれる可能性からも遠ざかっています。そうしている間にも、既婚男性の方は、子どもが成長したり、妻と穏やかな関係を育てていたりすのです。
お金や気持ちは、出て行ったものを取り返したいと切望することは少ないかもしれません。しかし、彼に捧げた時間だけは一生諦められず、悔いとなって残ることがあります。
今後の恋に赤信号
物事には、経験を重ねて深みを増していく事柄と、経験を重ねる度に大切なものを失っていく事柄があります。
仕事や子育て、車の運転などは前者でしょう。最初は簡単なことから徐々にハードルをあげ、困難を経験することでより大きな壁を乗り越えるだけの実力を身に着けていきます。
恋愛についてはどうでしょうか。いくたびか恋を重ねて学習し、異性への接し方や優しさを学んでいくのも事実です。しかし、必要を超えてハードな恋を経験すると、気持ちが委縮してしまったり、幸せな展開を想像するのが難しくなったりします。
不倫恋愛は、分類するなら困難な恋の部類です。丁寧に愛して愛されて重ねていくというよりは、相手の心中を測ったり自分自身も我慢が必要だったり。そんな困難な経験が、先々でマイナスに働くことがあります。新しい恋の相手を信じることができなかったり、自分自身がまた不倫の恋に走ってしまうということも。
不倫恋愛は、必ずしも悪いものではありませんが、精神的に打たれ弱い人や、優しすぎる人には荷が重く、リスクが大きいと認識しておきましょう。
相手の配偶者からの報復
不倫のリスクで必ず挙げられるのが、不倫相手の配偶者からの報復です。配偶者は、法律的に守られた立場にあるため、不倫相手であるあなたに損害賠償を請求する権利があります。配偶者が感情的な性格の持ち主であれば、嫌がらせや迷惑行為を行うこともあり得ます。
迷惑行為等については、もちろんあなたの方が法的な手段に出ることも可能ですが、そうすれば、不倫恋愛をしていたという事実が表に出ることに。痛しかゆしの状況が待っているのです。
配偶者からの対応自体もつらいのですが、それに対して彼が逃げの姿勢を見せたり、二人の恋愛関係事態を貶めるような行動、言動をとれば、あなたはそれに大きく傷つけられるでしょう。
配偶者が介入した場合は、経済的、精神的なリスクが考えられます。
それでも好き!不倫の醍醐味ってなに
不倫には下手をすると人生がひっくり返るようなリスクがセットになっています。それにも関わらず、不倫をしてしまうのはなぜなのでしょうか。
不倫恋愛がやめられなくなる、不倫の醍醐味について検証します。
秘密のスリル
不倫恋愛は原則、秘密の恋です。秘密は、人の気持ちを高揚させます。バレてはいけない。バレたら大変なことになるというドキドキがそのまま恋のときめきになるのです。
職場やサークルでわざと知らん顔をしたり、気付かれぬよう小さなサインを送るなど、わくわくします。
してはいけないことをしている、という背徳感が恋のスパイスになって恋を盛り上げます。
運命を感じる
恋愛というのはある意味、早いもの勝ちです。結婚したあとにもっと素敵な人に出会っても、残念ですがそれは間に合いません。男女関係は、相性だけでなくタイミングも大切なのです。
出会ったとき、既に相手または自分が結婚していたのであれば、それはタイミングがあってないということ。どんなに好きでも、簡単に縁を結びなおすことはできません。それゆえに、気持ちを抑えることが難しく、相手のことをより愛おしく感じることになります。
あなたと既婚の彼が出会ったのは、運命のいたずら。ボタンの掛け違いです。それほど、気持ちがなくてもタイミングが合えば結婚できることはあるのに、反対はかなり難しいという事実。
結婚という形に行き着けないからこそ、強く純粋に運命を感じて愛し合えるのが不倫恋愛です。
小さなことに幸せが感じられる
人は慣れることで喜びを感じる閾値があがっていきます。交際スタート時には、メッセージが届いただけでも嬉しかったのに、数か月もすると、返事がめんどくさくスタンプで返したり。
不倫恋愛は、シングル同士のカップルに比べて制約が多いのが特徴です。人にもよりますが、土日のデート、宿泊を伴う旅行は難しいでしょう。LINEや電話の時間帯にも気を付けなければなりません。
厳しい規則をかいくぐり、たまに休日にデートができたり、夜間に電話がかかってくるとそれだけで幸せを感じることができます。
自由に好きなだけできることについては、それほど執着は生まれませんが、滅多に出来ないことには喜びを感じるもの。不倫恋愛は制約が多い分、小さなことでも幸せに感じられるのです。
不倫のきっかけはあちこちに!リスクを知って上手な恋を
既婚男性との不倫恋愛について、恋のきっかけやアプローチ方法、不倫恋愛のリスクなどを実例を交えて解説しました。
生涯ただ一人の人を愛し続けるというのは、なかなか有難く、人生の多様化が進む現代において不倫恋愛は自然な恋愛の形のひとつでしょう。
とはいえ、既に結婚し家庭を持つ男性を好きになった場合、全容が掴みにくい彼の本音を測りきれないのは事実です。できれば、トラブル等に備えて、彼の本質を理解しておきたいものですが、恋愛の渦中にそれを冷静に見定めるのは至難の業。
彼の気持ちや状況、そして人間としての本質を知るために、電話占いを利用するのもひとつです。凄腕の占い師であれば、あなたの声を聞いただけで、二人の関係から彼の人となりまで見抜いてしまうのだとか。
不倫恋愛は、禁断の恋ではありません。しかし、女性にとってリスクが多いのも確か。出来る限りの策を講じて、リスクに備えることが、楽しい恋愛、あなたのための恋愛につながります。